お兄ちゃんの日


いつも通りに妹たちの笑い声が聞こえる昼下がりの家、航はふと勉強の手を止めた‥

航「なんかいつも通りで退屈だな…、何かおもしろいことでもあればな…」

家の中にはあいかわらず妹たちの楽しそうな声…、その声を聞いていた航はふいに何かを思いつく…

航「…そうだ、暇つぶしのいい方法があるな…さっそく試してみよう…」

航はペンを握りなにやら紙に文字を走らせると…



航はペンを置くとだれにも気付かれないように家を出ていく‥

航「みんなはこの非日常的な状況に置かれてどうするのか…、楽しみだな…」

そして…
ガチャッ…

咲耶「お兄様、ちょっといいかしら…ってお兄様?…あれ?、机の上に手紙が…」

咲耶は内容を読むと大声でみんなを一部屋に集める…

咲耶「みんなー!ちょっと来てー!」

春歌「どうしたんですか?咲耶ちゃん?」

咲耶「いいから、この手紙を読んでみて」

咲耶の言葉に全員で手紙を覗き込む…

『お兄ちゃんでいることに疲れました…しばらく旅に出ます…。航』

可憐「この手紙少し濡れてる…お兄ちゃん、泣くほど嫌だったの…?」

雛子「可憐ちゃんダメだよ騙されちゃ☆これはね、【やらせ】だよ♪」

咲耶「……(このコ…一体ドコでこんな言葉覚えてくるのかしら…)」

鞠絵「ところで…、結局どうするのですか…?」

千影「そうだな…仮に兄くんが本当に出ていったなら…それなりの対処が必要だね…」

そのとき、いきなり家の扉が開き…

山田「ふっふっふ、そんなときはこのボキ、山田に任せたまえ〜♪」

白雪「千影ちゃんの言うとおりですの、今はにいさまのことを考えるんですの」

山田「し、しどい……無視するなんて…」

四葉「では兄チャマの部屋を調べてみるデス☆」

亞里亞「亞里亞、ばいばい〜」

山田「うわぁぁ!どうせボキはぁぁ!」

亞里亞はとりあえず山田を追い払うとみんなと共に航の部屋にむかう…

四葉「兄チャマの部屋に絶対手がかりがあるはずデス☆」

鈴凛「そうだよ…アニキがいないと研究資金が……」

咲耶「とりあえずみんなで探してみましょう」

そして妹たちは懸命に航の部屋を調べはじめる…

雛子「くししし♪でもおにいたまってば芝居ヘタだね、ヒナは騙されないもん☆」

花穂「雛子ちゃん、まだやらせって決まったわけじゃないよ〜」

衛「でもやっぱりね、ボクは怪しいと思うよ」

衛の指差す先、航の机には中途半端に水の入ったコップが放置されていた…


<コメント>
お話はここで途切れたままです。
ちなみに「続く」と書いてあったので、航さんにはお暇な時に続きを書いていただきたい所存であります。


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