いまのきみとぼく
むかしのきみとぼく


【現在】
暗い部屋の中の

一つのベッドの中で君と二人きり

「…何年ぶりだろうね…こうして寄り添って…兄くんと共に一夜を過ごすのは…」

「い、いいから、そんなにくっつくなよ…千影」

「…照れる事は…無いと思うけど…」

「う、うっせぇ!俺は照れてなんか…!」

「…フフッ…可愛いね…兄くん…」

「だからそんなにくっつくなって…!あ…うあ…」

―今も昔も変わらない小さな幸せ

何処にでもある小さな幸せ

それを君と一緒に感じながら

僕は生きていく

君と一緒に生きていく



【過去】
暗い部屋の中

一つのベッドの中で

君と二人きり

「ほら…ボクがそばにいるから…もう泣かないでよ。ね?」

「くすん…あにくん…こわいよぉ…」

「ちか…夜がそんなにこわいの?」

「だって…こえがきこえてくるの…いろんなひとの…おとなや…ちいさいコの…なきごえ…」

「…ボクにはなにもきこえないけど」

「ちかにはきこえるんだもん!」

「わかったよ。わかったからさ…もう泣かないでよ」

「でも、でも…」

「だいじょうぶ。ボクがちかを守るよ。さ…目を閉じて…」

「あにくん…?」

ボクは、ちかを優しく抱き締めた。


<コメント>
そいや昔しだれ柳老師のサイトには「爆萌道場」なる掲示板があり、
昔はよくそこで萌の手ほどきを受けていたものです。でも大抵老師と俺の趣向は同じでしたが(笑


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